第381話彼女は本物のアクセルの植物

「バイロン、来てたのね!」

バイロンが事前に連絡を入れていたため、バーの支配人は彼が来ることを把握しており、すでに席も確保してあった。

「準備はできてる?」

バイロンは機嫌がよく、口調もどこか肩の力が抜けていた。

支配人はすぐに笑顔を作り、案内を申し出た。「お好きな個室を取ってございます。こちらへどうぞ」

そう言いながら、彼はさりげなくエミリーとカイアを観察する。

ソフィアは見覚えがあったので、支配人は即座に挨拶をした。

だが、エミリーは一人でこの店に来たことがない。支配人には面識がなかった。

カイアに至っては、なおさら未知の存在だった。

ただ、バイロンのそばにいる二人の振る...

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